新型CX-5はモデルチェンジによって高くなったのか?
画像は初代、KE型です。
SUVとしての評価は特に高いCX-5です。
見た目は大きく変わってないのではないという印象です。
新型のCX-5のグレードは大きく分けて8種類あり、値段が初代のKE系と比較するとどれくらい変わったのでしょうか?
CX-5、KF系(新型)とKE系(旧型)のガソリン車(2WD、4WD)で価格表にして比較
新型のCX-5のグレードは8種類です。
ガソリン車とクリーンディーゼル車を分けて初代と比べてみました。
ガソリン車を新型(KF系)の価格
ガソリン車(税込み)新型のCX-5の値段です。
2WD | 4WD | |
20S | 249万円 | なし |
20S PROACTIVE | 268万円 | なし |
25S | なし | 272万円 |
25S PROAVTIVE | 291万円 | なし |
25S L Package | 298万円 | 321万円 |
ガソリン車、初代(KE系)の価格 2012年発売当初
ガソリン車の2012年の発売当初の値段です。2500CCがガソリン車にはなかったので、ここに書いてある2500CCの価格は2013年に発売されたものです。
2WD(FF) | 4WD | |
20C | 205万 | なし |
20S | 220万 | 241万 |
25S L Package | 267万 | 289万 |
※25Sに関しては2013年の10月に発売が開始されています。
CX-5のガソリン車に関しては初代に比べると価格は上がっています。
数年で何度もマイナーチェンジをしてきた車種でもあります。
口コミや評価からも価格は少し上がっても、評価も上がっているのです。
人気がある故に種類も大きく増えています。ディーゼル車も入れたら、現行車は8種類もあるのです。
20Cが劇的に安いですがCX-5の20Cは2014年に生産中止となりました。
その代わりに、20S PROACTIVE、25S PROACTIVE、XD PROACTIVEが新たに加わりました。
今の時代にマッチした安全性能を向上させるためにアップデートされています。
3,4年で大幅にマイナーチェンジを行ってきているCX-5ですが、価格を大きく下げずに安全性能はもちろんのこと、加速性能などもあげてきています。
初代のKE系から新型のKF系に乗り換える人がいるくらい、この自動車は大人気なのです。
ちなみに新しいグレードにはレーンキープ・アシスト・システム(LAS)とブラインド・スポット・モニタリング(BSM)とアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)が標準に装備されました。
下記のものになります。
レーンキープ・アシスト・システム(LAS)とは
LASは、ドライバーのステアリング操作をアシストするシステムです。アシスト開始までの反応を遅くした「逸脱回避支援」機能と早めのアシストを行う「ライントレース」機能のいずれかを選択可能です。いずれも約60km/h以上で走行中、フロントガラスに設置したカメラで車線の区画線を認識します。
逸脱回避支援
「逸脱回避支援」では、注意力の低下などによるドライバーの無意識な車線逸脱を防ぐため、逸脱を予測すると車両を元の位置に戻すようにステアリングをアシストします。LASのアシスト開始までの反応時間を遅めにすることで、逸脱回避支援として作動させています。
ライントレース
「ライントレース」では、ドライバーの負担を軽減させるため、車線の中央を維持しながら走るよう、ステアリングをアシスト。さらにコーナリング時には、道路の曲率に合わせた操舵角へと導くことで安心の走りをサポートします。LASのアシスト開始までの反応時間を早めにすることで、ライントレースとして作動させています。
引用:http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/active_safety/las/
ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)とは
車線変更の際、ドアミラーに映っていない斜め後方のクルマの存在に気が付かず、ヒヤリとすることがあります。
BSMは、約15km/h以上での走行時、リアバンパーの内側に設置したレーダーで隣車線上の側方および後方から接近する車両を検知すると、検知した側のドアミラーの鏡面に備えたインジケーターの点灯でドライバーに通知します。さらに、その状態でウインカーを操作するとインジケーターの点滅と警報音で警告し、車線変更の中断を促します。RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)
バックで出庫する際に、左右から接近する車の存在に気が付かず、慌ててブレーキをかけることがあります。
RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)は、BSMのシステムを活用し、バックで出庫する際に左右から接近する車両を検知して警告し、安全確認をサポートします。*車両後退時には、接近する車両を検知するとドアミラーの鏡面に備えたインジケーターの点滅と警報音で警告します。
*ショップオプションのパーキングセンサーは、近距離にある静止物を検知し、警報音で警告するシステムであり、RCTAとは機能が異なります。
引用:http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/active_safety/bsm/
アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)とは
夜間でも昼間のように前方を見やすい状況で、誰もがストレスや不安を感じることなく、安全に車の運転を楽しめるように、ヘッドライトの理想像をめざしました。
ALHは、照射範囲を自動でコントロールできるグレアフリー(防眩)ハイビームと、低速走行時により広い範囲を照射するワイド配光ロービーム、高速走行時により遠くを照らすハイウェイモードを組み合わせることで夜間の視認性を高め、ドライバーの危険認知をサポートします。
グレアフリー(防眩)ハイビーム
ヘッドライトには、走行用前照灯とすれ違い灯の2種類があります。夜間走行時は、一般的にハイビームと呼ばれる走行用前照灯を使用するのが基本です。ALHのハイビームには、4ブロックに分かれたLEDを個別に点灯・消灯できる方式を採用。ハイビームでの走行を基本として、フロントガラスに設置したカメラで対向車のヘッドランプや先行車のテールランプなどを検知すると、その部分を含むブロックのLEDを消灯して照射範囲をコントロール。相手に眩しい思いをさせることなく、ハイビームの優れた視認性を確保できます。約40km/h以上での走行時に作動します。ワイド配光ロービーム
約40km/h以下での走行時に、これまでのロービームでは光が届かなかった左右方向を、ヘッドライトの外側に備えたワイド配光ロービームで照らし出し、夜間の交差点などでの視認性を高めます。
引用:http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/active_safety/alh/
CX-5、KF系(新型)とKE系(旧型)のディーゼル車(2WD、4WD)で価格表にして比較
引用:http://kakaku.com/item/K0000343442/images/page=ka_2/
写真はディーゼル車のXD L Packageです。
クリーンディーゼル車のグレードは全て2WDと4WDがあります。
2017年のフルモデルチェンジでは軽油車で、なおかつ低燃費になったのです。
市街地での走行は今まで以上に快適なものとなっています。
旧モデルでもマイナーチェンジを繰り返し、新型でも2018年にマイナーチェンジにより最大トルクが3.1Kgm、最大出力は15psも上昇されています。
さて、こんなパワーアップしてるCX-5の価格はどう変動してきているのかをまとめてみました。
2WD(FF) | 4WD | |
XD | 280万円 | 303万円 |
XD
PROACTIVE |
300万円 | 322万円 |
XD L Package | 329万円 | 352万円 |
2WD(FF) | 4WD | |
XD | 258万円 | 279万円 |
XD L Package | 298万円 | 319万円 |
ガソリン車に比べると変動は少ないですが、価格は上がっています。
初代と比べると値段は上がっていますが、乗り換えたオーナー様の評価は満足してる方が非常に多いです。
乗り心地、走行性、安全性が特に上がっています。
ガソリン車にも言えることですが、新型と旧型の価格に関しては不満はないけど、据え置きだろうとう意見が多いようですね。
CX-5のKE系(旧型)とKF系(新型)を比べると買う価値はない?
実際の口コミをまとめてみました。
先ずデザインが好き。ディーゼルターボのトルクと家計に優しいディーゼル。
やはり購入した後にかかる金額も少ないというのは大きいようですね。
特にディーゼル車は軽油でもありますし。
CX-5自体の装備などを考えると全体的には安くなってるのではないかという方もいます。
なかなかカッコよかったので、気になる車でした。プレの時に試乗もさせてもらい、価格を見たら、思っていた以上に安い設定でした。そこからは、一気に突き進んで、成約しました。
安く感じる人もいます。他社と比べたりすると、CX-5はとても魅力的な自動車と言えますね。高いと感じる口コミはほとんどありませんでした。
実際、売り上げが上がっているということは顧客もついてきているというのは間違ありません。
性能や口コミを見ていると間違いなく買う価値がある車で欲しいと思う人が多いのもうなずけます。
価格よりも性能や安全性を考慮していくと良いかもしれないですね。